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タイトル:「ピラティス」って何?
掲載日時:%2009年%10月%26日(%PM) %17時%Oct分
アドレス:http://towns.awa.jp/Link/item.php?iid=644

ピラティスとは、ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏(1880年生〜1967年没)が生み出したエクササイズです。幼少時より、くる病・喘息・リウマチ熱などにかかったことから、健康な体を取り戻すことに夢中になったといわれています。自らもボクシング、ボディビル、レスリング、器械体操、ヨガ、禅、マーシャルアーツなどの西洋と東洋の様々な方法を経験しながら、また動物の動きや赤ちゃんの動きを観察したりと、様々なエッセンスを融合させてオリジナルのエクササイズを生み出しました。

最近ではハリウッド女優や日本の女性タレントなどに紹介され、キレイになるためのエクササイズといった風潮がありますが、実はそれだけの目的ではなく、女性のみならず男性、高齢の方、子どもなど、どなたにも適応できるエクササイズといえます。なぜなら人間の骨や筋肉や関節などの数や基本的な役割はほとんど共通しているからです。第一次世界大戦中には負傷兵のリハビリテーションとしてこのエクササイズが用いられました。現在、自分も含め医療従事者のなかでもリハビリテーションにピラティスなどボディワークを応用しようとする流れと機運が高まりつつあります。また書籍などで紹介されているのは、ピラティスとは深部の筋肉(コア)を鍛えるエクササイズといわれていますが、これだけでは説明が足りません。コントロロジー(身体制御法)ということばをピラティス氏はつくりましたが、これは身体と心と精神の完全な調和を目指すものです。深部の筋肉だけを使うのではなく外側の筋肉と一緒にうまくバランスをとったり、カラダだけでなくココロとのバランスであったり、自分で自分をコントロールできるようになることが理想的とされます。

ただし、ピラティスの世界でも課題があります。それは指導の質の問題です。世界にはいくつかのピラティス団体が存在しています。これからピラティスのクラスに参加してみようと思っている方が知っておくべきことは、各団体によってエクササイズや指導方法が異なるという現状です。今、各団体が一体となってピラティスメソッドアライアンス(PMA)という組織をつくり、世界共通の認定プログラムをつくろうとしています。そのPMAの中心となっているのが、Polestar Pilatesという団体です。この団体の創立者はアメリカの理学療法士です。この団体では世界や日本でも医師、看護師、理学療法士などを対象にした指導者養成コースなども用意されています。理学療法士の自分も他の団体に比べ、より医学的な最新の理論で構築されていると感じます。他の団体の指導者も勉強されていると思いますので心配ないと思いますが、最新の医学的理論を重視し、ケガなどのリスク管理への配慮など、より「裏づけ」や「根拠」、また「信頼感」や「安心感」を求める方にはぜひこの団体の指導者をおすすめいたします。

だからといって、専門用語を使ったり、理論ばかりに偏ったりする自分勝手な指導者にはなりたくないものです。できるだけシンプルにわかりやすく、そして終了後には「心地良い感じ」「スッキリした感じ」を実感していただけるように心がけています。

ピラティスを知識として知るだけでなく、一度カラダを使って体験してみたいという方は、無料体験モニターとしてクラスに参加してみませんか?

開催場所はすでにクラス開催している「鋸南町のサンセットブリーズ保田」以外でも、御相談を受けた方の地域やご自宅などご提案などもありましたら、直接御相談させていただきます。興味のある方はぜひ一度御相談下さい。

(問い合わせ) ft16039703@ybb.ne.jp

(その他詳細はブログもご覧下さい) http://plusp.seesaa.net/

PLUS P PROJECT代表 高橋フミヒサ

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